【センドク】読書ノート 488冊目|わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集

著者:金子みすゞ (著), 矢崎 節夫 (編集), 高畠純 (イラスト)

読了日:2023年4月30日

この本を購入した目的

金子みすゞをまとめて読んでみたくなりました。
このみちいをゆこうよ」を読んで、金子みすゞには、いろいろな視点があることを発見しました。

目の前の草花、光、空気から星や宇宙まで一気に展開する比較や俯瞰的メッセージ。
読めば読むほど染み込むという、自分のお気に入りの詩がひとつは見つかります。
せっかくなので、もう少し読んでみたいと思います。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P22 しば草
⇒ 美しい花ばかりだったなら、自分はどこに座ればいいのだろう? どこに寝ころべばいいだろう? この切り返しに、ハッとさせられました。

P44 もういいの
⇒ 最後は「夏」と「春」につなげるかぁ。という視野の広さに驚いた。これと似たような視点で、「このみちいをゆこうよ」P33 「昼と夜」という詩でもあったような。グラデーション的に変わってゆくものを、”かくれんぼ”や”なわ”で「端」を作りだしてつなげてしまう。すごいなぁ。

P84 つゆ
⇒ なんなん、このすこし優しい気持ちになり、うるッとさせる詩は!?

P126 こころ
⇒ こういう比較対象ができる感性が、本当にすごいと思います。

この本は、私の目的を達成させたのか

金子みすゞの詩をたくさん読むことが目標だったので、目標はほぼ達成できたと思います。

この本についての感想

サッと読めるので、一度は読んでおくといいと思います。

金子みすゞの「視点(視野)」というものに感動しました。
そういう視点から感じ取る気持ちをテンポの良い言葉にギュッと凝縮する作業は簡単なのだろうか? ものすごいワードセンスが必要なはずです。
そのワードセンスは、幼少期にあることも分かりました。
ドラマでは「金子みすゞ」を見たことがありましたが、興味を持って調べると、ネットに書かれた文字がどんどん頭に入ってきます。

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