【センドク】読書ノート 498冊目|齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
————————————————-
2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
————————————————-
せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!

著者:齋藤孝 (著)

読了日:2023年5月28日

この本を購入した目的

ずいぶん前から気にしていた本です。
でも、もう速読系は読まなくても良いかなという気持ちが増えてきて、カートに入れたままになっていました。
送料無料にするために、何か買わなくちゃ!あと数百円なのに!?
そんな時に、フワッと目の前にこの本を見つけました。
じゃぁ、せっかくだから買ってみるか… そんな感じで購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

速読するための具体的な方法を求めていたかもしれません。
もちろんその方法についても書かれていますが、速読の重要性とその理由について書かれています。私の早とちりでもあるのですが、本のタイトルは「速読塾」なのですね。
速読の方法について書いているとは、タイトルのどこにもないのです。
だから、読んでいて… 具体的な方法は出てこないのか?と少し不満めいたものがたまったのだと思います。
速読が必要な理由を永遠述べても、それは著者の推奨する考えでしかない。
だれかが、それは素晴らしい考えだ!太鼓判を押したわけでもない。
誰も証明しようのないところで言い張っても… そんな理論は、著者の思い込みでしかないという考えが、読み進めるうちに大きくなってきました。

一方、とはいえ、そういう読み方でも知識は豊富でテレビなのでも活躍しているということは、間違ってはいないのではないか?自分の意見がどうのこうのというのは置いておき、まずは、真似をしてみる。それができるようになってから意見をするという姿勢も大事ではないかと思いました。

実は、ビートたけしさんも映画を7倍速で見ていたという「あとがき」では、著者のやり方は間違いではなさそうだという気持ちを後押ししてくれました。

多くの先生からいろいろな考えを学ぶには、限られた時間を有効に使うしかないことは事実です。そのためには、早く要点だけを掴んで、自分の血肉とし、人生に取り入れ、応用をしていかなくてはいけません。そのために「速読」を身につけ、「多読」をすることが大切です。

という考えは、やはり、納得をせざるをません。

この本は、私の目的を達成させたのか

重要な部分がたくさんあります。
付箋がついた部分だけを読み返すことで、2度読んだくらいの知識の定着ができると思います。そうやって自分の体に「多読」「速読」を覚えさせることで、目的は達成されるのだと思います。

この本についての感想

読書とは、隅から隅まで全部理解し納得し読み切ることだと思い込んでいました。
そもそも「読書」とは、自分の知らない知識を得たり、自分の欲しい知識を本から学んだり、自分の知らない世界を体験したりするものです。
一字一句を熟読することが目的ではありません。
小説は読み飛ばしは難しいけれど、ハウツー本、自己啓発本というものは、「今、自分が困っていること」「今、探しているヒント」というものを「本」を頼りに解答などを探し当てるために書かれています。
自分にとって、その解答をその本から得られれば、もうそれで本を購入した目的は十分達成できています。
その解答をいかに早く見つけるかということは、いつまでも悩まなくてすむし、次のステップに進めます。つまり、無駄なところで二の足を踏んで大切な時間を浪費しなくても済むということになります。
そのための「速読」であることが、正しい「速読」なのだと思います。

読書に関する記事