読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。
読書ノート
タイトル名:こいつできる! と思われるいまどきの「段取り」
著者:野田宜成 (著)
読了日:2024年2月12日
この本を購入した理由
「段取り」に関する本は何冊か読みましたが、どれも満足できる本はありませんでした。
読者としては、他人に「できる!」と思われたいわけではありません。
強いて言うなら、もっとスマートに生活するための知恵が欲しいのです。
段取りには、自己完結する場合と他人の協力なしでは行えないものがあります。
そうしたシーンで、参考になる段取り術があればうれしいのですが… この本は?
この本のどんな内容を忘れたくないか?
- 違うことをして集中を持続させる
- 暇つぶしのアイテムjを用意するのではなく予約をするが正解
- 脳の容量は決まっているので余分なものに使うと容量が減る
- 検索は「なぜ」ではなく「どのように」
- アイデアは何度も読み返せるようにしておく
- 制約を浸けるとアイデアはたくさん出てくる
- 意見と事実は区別して伝える
- 新しいメールから処理をする
- 積読本は新しい本から読む
- 短い文面は相手を思うからこそ
- ルーティーンは「いつ」「何分」やるかを決める(「終える時間も決める」のが大切)
- 気分が乗らなくなったら時間を入れ替える
- 気分の落ち込みポイントを知っておくと対処が早くできる
この本の感想
読み始める前の期待をはるかに超える収穫でした。
もともと、何冊かの本に裏切られたせいもあるのかもしれませんが、気づきの多い本となりました。
スマートに生活するための知恵探しをこの本でしてみました。
読了すると多くの付箋がついていました。
物事の考え方や仕事の作業方法がシンプルに行えそうな気がします。
相手の心理を必要以上に詮索したり、裏の心理を読んだり… いわゆる心理テクニックのハウツー本ではありません。この本を読めば、自分が勝手に複雑にしてしまっていた「あたりまえ」を理路整然とほぐしてくれます。
職人が使う言葉の「段取り」とは違い、どちらかというと「気配り」というニュアンスに近い内容です。「気配り」が上手な人は、物事を順調に運べますので、結果的に段取り上手ということになるのかもしれません。
私もスマートな生活を歩みだせそうな気がします。