【センドク】読書ノート 487冊目|このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集

著者:金子みすゞ (著), 高畠純 (イラスト)

読了日:2023年4月30日

この本を購入した目的

金子みすゞというと、どこか悲しげな詩が多い。
これは、私の勝手なイメージです。

そこで、全部といかなくても、ある程度まとめて読んでみようと思いました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P22 子どもと潜水夫と月と
⇒ 「月はお空の星をひろう、けれど、十五夜すぎたなら、またもお空へまきちらす。」という部分に、初めはピンときませんでした。少しして、月の明るさと星の見え方を考えたら、なるほどと感心しました。どうして、こんな表現思いつくのか? すごいなぁと思います。

P92 瞳
⇒ 金子みすゞという人のミクロからマクロへの視点切り替えはすごいものがある。ひとつの詩の中にはすぐ目の前のことから宇宙から見るような超俯瞰的な視線までが入っています。「瞳」という詩もそうです。

P132 電報くばり
⇒ 父親が郵便局員をやっていた時代があり、ふと父を思い出しました。

この本は、私の目的を達成させたのか

たくさんの詩を読むという目的は達成しました。
一つ一つを深く読み解くつもりはありませんが、気になる詩をピックアップできたのは良かったと思います。また、金子みすゞの世界観にも、少しばかり触れられたことは嬉しいことでした。

この本についての感想

サッと読めるので、一度は読んでおくといいと思います。

金子みすゞの「視点」というものに感動しました。
そういう視点から感じ取る気持ちをテンポの良い言葉にギュッと凝縮する作業は簡単なのだろうか? ものすごいワードセンスが必要なはずです。
そのワードセンスは、幼少期にあることも分かりました。
ドラマでは「金子みすゞ」を見たことがありましたが、興味を持って調べると、ネットに書かれた文字がどんどん頭に入ってきます。

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