【センドク】読書ノート 227冊目|ハリネズミの願い

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:ハリネズミの願い

著者:トーン・テレヘン (著), Toon Tellegen (原著), 長山 さき (翻訳)

読了日:2021年10月18日

全体的な感想

最後に、スカッとする救いがあるのか?

そんなことを期待しても、大きな救いはありません。

読んでいくうちに、私が「鬱」だった時のことを思い出しました。
本人にとっては、止めようと思っても次から次へと湧いてくる考え… そんなことに取り合わなければいいのに、一つ一つ真面目に向き合ってしまう。
向き合ってしまうとそこにまた「思考」「妄想」が生まれ枝分かれしていってしまう。

そんなことを思い出しました。

今なら言えます。
そんなことは取り合わなくていいんだよ。取り合うなら、問題を細分化して、一つづつ書き出して、一つづつ塗りつぶしていく。そうやって、思考のタネを消し込んでいく。頭の中でやってはダメなんだ。書き出してそれを消し込んでいく!これが大事。

私は、この本をそうした自己啓発本のようにとらえました。
けれども、そのようなオチはなく、なんとも不思議な本のまま終わりました。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

自分自身と向き合える本でした。

人によっては、これを読むことで共感し、悩みも小さくなるのかもしれないと思います。

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