【センドク】読書ノート 557冊目|心の持ち方

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:心の持ち方

著者:ジェリー・ミンチントン (著), 弓場 隆 (翻訳)

読了日:2023年9月10日

この本を購入した目的

よくあるこの手の本。
薄いから、すぐ買っちゃうんだよね。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P19 堂々と自分をアピールする。「自分をアピールしたり自分の技能について話したりすることは、自慢であり愚かなことだ。」と教えられて育った。しかし、それは違う。誰かが発見してくれることを期待してじっと待っているなら、誰にも発見されずに生涯を終えることになりかねない。

P21 自慢屋は過去の栄光に浸りたがる傾向があり、同じ話を何度も繰り返す。確かに過去に大成功したのは事実かもしれない。しかし、人間にとって大事なのは「今」と「これから」だ。自分の能力を「はい、できます」と正直に答えるのは、自慢とは全く違う。自分のできることを秘密にしておいてはいけない。

P31 批判されたからといって、それを受け入れる必要はない。人々はその気分次第で好き勝手なことを言うものである。あなたがそれにいちいち同意する必要は全くない。

P36 より多くのものを求めること自体は間違ってはいない。ただし、それを手に入れるために努力をするならばの話である。努力もせずに欲しがっているだけでは、妬みの感情が生じる。どうしても手に入れたいものがあるのなら、それを目標にし、それを達成するために必要ないくつかのステップを書いてみよう。その計画に従えば、あなたは目標を達成できるから、他の人たちを妬むことはなくなるはずだ。

P39 自分を憐れむだけのエネルギーがあるなら、過去を悔やむのではなく未来を明るくするためにそのエネルギーを役立てよう。不平不満を言って時間を浪費するには人生は短すぎる。嫌なことは誰の身にも降りかかるが、それについて文句を言うかどうかは、自分次第なのだ。

P41 他人の批判をして時間を浪費せず、その時間を有効に利用して建設的なことができる。そういう人は自尊心の高い人である。他人の批判をしたり悪口を言ったりすると、そうしている間だけは他人の欠点に意識を向けることによって自分の不安を和らげることができるかもしれない。だが、その効果はあまり長くは続かない。批判や悪口が終われば、自尊心は途端に元のレベルに低下するからだ。

P43 自分を利用しようとする人を見抜くには、実質的な報酬を約束するかどうかが基準となる。

P47 誰かに愛されることで幸せになろうとしても、うまくいかない。まず自分で自分を愛することが必要だ。

P52 書くという行為は、心の中にたまっているネガティブな感情を吐き出すのに役立つ。ただし、書き終えたら、その問題を実際に解決することを心がけよう。自分が抱えている問題について書くことで、貴重な洞察が得られるかもしれない。書くためには自分の思いを整理する必要があるが、それによって問題に対する洞察力が深まるからだ。心の中に浮かんだことを書きとめるだけで気分が良くなる人もいる。書くだけで問題が解決できるとは限らないが、理解しやすくなることは間違いない。自分の思いを文章として眺めると、思考がより明晰になるからだ。

P58 どんな状況でも笑う機会を見つける。様々な状況で面白い要素を見つけることを日頃から心がけるといい。これを数週間実践すれば、健康的な習慣が身につくはずだ。周囲の人々はあなたの変化に驚くに違いない。

P60 一般に、何らかの行為を繰り返すたびに反復するのがたやすくなる。習慣とはそうして身につくものだ。悲しい記憶を何度も繰り返すことによって、その記憶は心の中で新鮮さを保つ。悲しい記憶を再生し続ける限り、その痛みを繰り返し経験して落胆し続けることになる。悲しい記憶を何度も経験して何の役に立つのだろうか?結局、自分を何度も痛めつけるだけなのだ。理系的な人は、自分に何度も痛みを負わせるようなことはしない。

P62 「自分がこの世から突然消え去っても誰も気に留めないだろう」と思ってしまうことはないだろうか。それはただ、全体像が見えていないだけだ。あまりにも巨大なスクリーンのある映画館に自分がいると考えてみよう。あまりにも大きいスクリーンは、一部が観客の視界からはみ出てしまっている。そのはみ出た部分に自分がいるのだ。もし全体像を見ることができれば、私たち一人一人の人生が、全ての人々の人生の中で調和していることが見えてくるだろう。その時私たちは自分の立場が理解でき、自分の人生に意味があることに気づくはずだ。

P66 親や教師などの刷り込みによって生まれた内なる批判者は、自分が今まで何回も成功しているのに、たった一つの失敗をあげつらう。そういう批判者の存在に気づき反論することだ。反論を書き留めたら、すぐにそれに対する反応を書こう。内なる批判者は過去と失敗にこだわるが、自分は現在と成功に意識を向けて生きていくべきだ。内なる批判者と仲良くしてはいけない。それは自分の最大の的なのだ。

P72 目標を持ち計画を立てて実行する。本当に手に入れたいものやしたいことを数日間じっくり考える。そして、確実に達成できる簡単な目標を選ぶ。さらにその目標を一連の小さい目標に細分化する。それを段階ごとに全て紙に書くことが大切。その小さい目標を達成するたびに〇を記入し、進歩状況を明確にしよう。この段階を追えば、現実的な目標であれば確実に達成できる。こうすることによって人生に目的意識を持つことができる。自分の行き先をはっきり決めよう!

P75 自分の欲しいものを決める。簡単なようだが、ほとんどの人は人生で本当に欲しいものについて漠然とした考えしか持っていないのが実情だ。偶然、幸せになることは滅多にない。ある程度の努力が必要だ。

P76 不必要に時間を浪費しない。to doリストは大切だが、not to doリストを作ってみよう。以前は楽しかったが今はもう興味がない活動や退屈で嫌な気分になる課題、あまり好きでない人との付き合い、他の人から一方的に押し付けられた仕事、対面または電話での無意味な会話…そういうものをリスト化し、自分の大切な時間を浪費しないようにしよう。

P78 完璧を目指さない。完璧でなくてもこれで十分というのはどの程度なのか?課題に取り掛かる前に、それを明確にしておこう。完璧主義者は、100%にならないとリリースできないが、70%でリリースして、後々改良していくくらいの気持ちでちょうどいい。

P83 ミスを犯さない人がいるとすれば、それは何もしない人である。

P91 巧妙な広告戦略に乗せられず、必要なものだけを買うようにしよう。広告の主な目的は、企業の利益であって、消費者の生活の向上ではない。

P102 人が自分と同じルールで生きているとは思わないこと。自分の期待通りに他の人たちが行動するとは限らない。そのことを理解しておこう。

P104 人は皆異なっている。そのことを理解した上で、心を開いて寛容になろう。

P107 あなたが相手の行動を嫌がっている以上に、相手はあなたの行動を嫌がっているかもしれない。もし相手があなたに行動を改めるよう要求してこなかったとしたら、それは相手があなたより忍耐力があったからかもしれない。

P112 現代人はいつも忙しそうにしているので、相手にほとんど注目していないことが多い。本当に忙しくしている時などは、相手を人というより直前の課題の達成を妨げる障害物のように思っていることすらあるかもしれない。自分が注目して欲しいのなら、相手の顔を見て、相手の言っていることに集中し注目することだ。そうすればいい関係を作ることができる。相手もまた自分に注目してくれる。

この本は、私の目的を達成させたのか

心の持ち方を少し変化させることで大きな影響が出ることを理解しました。
あとは、習慣づけることが大切ですね。

この本についての感想

日常的にありがちなことに対して多くのアドバイスがあり、参考になった。
特に、時間の浪費については深く納得した。

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